メディアを越えた表現に没入する!「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020― さまよえるニッポンの私」
「モデルヌ・オランピア 2018」2018 ©Yasumasa Morimura
名画や映画の登場人物や、歴史上の人物に自らが扮するセルフポートレイト作品で知られる森村泰昌が「さまよえるニッポンの私」とは何かという命題に挑む注目の個展。
これまで、巧みなメイクや衣装で、時代や人種、性別を超えてさまざまな人物に自らが成り代わり、制作を通して原作やその背景に独自の解釈を加えてきた森村が、本展では、自らが脚本を手がけ自演する映像作品「エゴオブスクラ」と、この映像を用いて会期中開催される作家自身によるレクチャーパフォーマンス(満席につき受付終了)を通じて、作家は日本近現代史、文化史に言及する。
その他にも、マネ「オランピア」から生まれた初期代表作「肖像(双子)」と新作「モデルヌ・オランピア 2018」、同じくマネ晩年の秀作を原作とする「フォリーベルジェールのバー」の最新作も登場。この 3 点の登場人物が複雑にからまる展示は必見。また、館内のトイレを作品化したユニークな常設インスタレーション「輪舞(ロンド)」もお見逃しなく。
戦後日本の復興を印象付けた先の東京オリンピックから 55年を経た 2020年、再び東京でオリンピックが開かれる年、森村とともに「私」とは何かを自らに問いかけてみては。
これまで、巧みなメイクや衣装で、時代や人種、性別を超えてさまざまな人物に自らが成り代わり、制作を通して原作やその背景に独自の解釈を加えてきた森村が、本展では、自らが脚本を手がけ自演する映像作品「エゴオブスクラ」と、この映像を用いて会期中開催される作家自身によるレクチャーパフォーマンス(満席につき受付終了)を通じて、作家は日本近現代史、文化史に言及する。
その他にも、マネ「オランピア」から生まれた初期代表作「肖像(双子)」と新作「モデルヌ・オランピア 2018」、同じくマネ晩年の秀作を原作とする「フォリーベルジェールのバー」の最新作も登場。この 3 点の登場人物が複雑にからまる展示は必見。また、館内のトイレを作品化したユニークな常設インスタレーション「輪舞(ロンド)」もお見逃しなく。
戦後日本の復興を印象付けた先の東京オリンピックから 55年を経た 2020年、再び東京でオリンピックが開かれる年、森村とともに「私」とは何かを自らに問いかけてみては。
森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020― さまよえるニッポンの私
【会場・会期】原美術館 開催中~4月12日(日)
【時間】11~17時(祝日を除く水曜日は20時まで。いずれも入館は閉館時刻の30分前まで)
【休】月曜(祝日の場合は翌平日)
【料金】⼀般1100 円、大高生700円、小中生500円、70歳以上550円
【問い合わせ】03-3445-0651
【交通】JR「品川駅」高輪口より徒歩15分
【URL】https://www.haramuseum.or.jp
【会場・会期】原美術館 開催中~4月12日(日)
【時間】11~17時(祝日を除く水曜日は20時まで。いずれも入館は閉館時刻の30分前まで)
【休】月曜(祝日の場合は翌平日)
【料金】⼀般1100 円、大高生700円、小中生500円、70歳以上550円
【問い合わせ】03-3445-0651
【交通】JR「品川駅」高輪口より徒歩15分
【URL】https://www.haramuseum.or.jp