【インタビュー】 EXILE TETSUYAに聞く、ダンスとコーヒーと、『LDH PERFECT YEAR 2020』と。



 おいしいコーヒーとそこから生まれるハッピーな時間。自分だけで楽しむだけでは済まなかった。本紙で連載中のコラム「DANCEの道」で、自身でいれたコーヒーをEXILEはもちろん後輩グループ、スタッフに差し入れをすることについて書いているが、それが現在につながっている。

「AMAZING COFFEE」がスタートしてから5年が経つ。そのあいだに店舗も増え、一緒に働く仲間たちも増えた。

「昔は自分ひとりで完結していたものが、今は仲間がいて、一緒に働いているスタッフがいる。そのみんなと一緒に夢を叶えたり目標を見つけたりするのがすごく楽しいです。以前だったら、あそこのコーヒー屋のあの豆はすごくいいって思っても誰にも話せなかったし、話したところで引かれるみたいなところがありましたが、今は真剣に聞いてくれる仲間がいる。すごくありがたい環境だと思います。ちょっと言い過ぎかもしれないけど、EXILEのようなグループを作っているように、ひとつのダンスチームをコーヒー部門で作っているような気がしています」

 店舗数はもちろん、スタッフなど関わる人の数、MACHI caféとのコラボのようなプロジェクトも増えた。「それだけ心配ごとも増えるし、責任とかプレッシャーも大きくなっていくので、緊張します」と笑う。「この子たちの将来とか夢を叶えつつ、みんなで同じ目標に向かって走っていかなければならないですが、それぞれの働き方もあるだろうし、考え方もある。まだ全員の悩みを聞けるぐらいの規模ではありますが、生半可な気持ちではだめだなと思います。もっともっと勉強しなければと」