山崎秀晃がプロ1年の寺島に「K-1の65kgがどういうものか拳で伝える」【3・22 K-1】

今回も若い選手の壁となり立ちはだかる山崎

寺島「“絶対に負けない”という決意を試合までに固める」


 この堀井の静かな“乱入”に寺島は「堀井選手が以前に(会見で)すごいことばかりやっているから、やりにくいです(笑)」と苦笑い。気を取り直し、山崎については「どんな相手でも妥協しないイメージ。僕は一番格下の相手になると思うが、山崎選手は気を抜いて大技を仕掛けるというようなことはしないで、常に全力でぶつかってきてくれると思う。怖さのあるファイター。蹴りもパンチも怖いものがたくさんある。自分ももともと伝統派空手出身で、伝統派も極真空手もやっているミックスファイターなので、いろいろな経験を糧にして倒していけたら」などと語った。

 山崎が寺島について「極真上がりということで下半身も強くて、右も左もしっかりできるファイターという印象。勝ち方も派手だし、顔もいいので、これから人気も伸びてくる選手だと思う。まあK-1の65kgはどういうものかしっかり拳で伝えていければと思う」と語ると寺島も「大沢選手に“やばいぞ”と言われて、びびらされた。アマチュアの時、K-1が代々木体育館でやっていた時からずっと見ている選手。あこがれているファイターの一人でもあったので、デビューして1年も経っていないのに、拳を合わせて試合ができるのはうれしいし、“拳で伝える”という言葉を言われた重さを感じている。それに負けない気持ちや勇気や“絶対に負けない”という断固たる決意を試合までに固めていい試合ができればと思っている」などと応えた。

 この日は合わせて、K-1参戦2戦目となる川原誠也とSATORU成合のスーパーファイトとプレリミナリーファイト4試合が発表された。
 
 川原は昨年11月の横浜大会で皇治と対戦し、先制のダウンを奪うなどあわやの場面を作ったものの、KO負けを喫し、今回はその雪辱を期しての参戦となる。

 また、3年連続となる大阪大会が8月22日に開催されることも発表された。