女性15歳「私はバイセクシュアルで二股をしてしまっています」【黒田勇樹のHP人生相談 116人目の3】

【黒田勇樹】人が「してはいけない」ということは、してはいけないのです


 久しぶりの解決編!

 問題が解決した様で、良かった!

「ゼロに戻る」、良い言葉だね。

 失敗したと気づいたら、すぐにスタートへ戻ってみること。

 超大事。

 今、社会は「子供を子ども扱いしない」方向が主流になってますが、やっぱり経験値という意味では差があるから、子供は大人がダメということを「ダメなんだな」と理解する必要があるし、大人は大人で、もっと「なぜダメなのか」を上手く説明できるようになってくといいっすよね。

「“言葉”に、して“伝える”」

 これが人間という種族最大の武器であり、生存戦略なんですから。

 余談ですが「相手の気持ちを思うと」を2股中の最大の禁句と言いましたが、じゃあ、どんなモチベーションで浮気をするべきかというと(するべきではない)

「相手の気持ちを心底踏みにじる」つもりで浮気をするのです。

 本命の恋人を裏切る背徳感、浮気相手を2番目として扱うことで満たされる支配欲。

 そういう感覚を楽しめる人間でないと複数の人と恋愛や肉体関係を持つことは難しいと思って下さい。

 若かりし頃の、人間に絶望し、性欲というより好奇心に支配されていた僕は、浮気相手も厳選し、出来るだけ恋人の「大事な人」だったり「大嫌いな人」に手を出すようにしていました。

 滅多に見れない「人が人を裏切る瞬間」を見るのも楽しかったし、何より本命の恋人のことが本当に好きだったので、「一番幸せな時の顔」も「一番不幸な時の顔」も全部自分のものにしたかったのです。

 バレた時のカタルシスを最大限に味わう為、全盛期の僕はデスノートのキラみたいな気持ちで浮気をしていました。

 今は、孤独です。

 人が「してはいけない」ということは、してはいけないのです。

 これもまた「経験」なので後悔はしていませんが、取り返しがつかないことということは、本当に取り返しがつかないので、粛々とこの経験を後世に伝えていこうと思います。

 今は、孤独です。
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