日本初公開の1鉢1200万円のらんも!東京ドームで「世界らん展2020」スタート

 文京区の東京ドームにて14日、「世界らん展2020 −花と緑の祭典−」開会式と内覧会が行われた。30〜40代の女性ファンを中心に毎年人気のイベントで、開催30周年を迎える今年は記念の特別展示が目白押しだ。会場に入場するとまず目に入るのが、30周年を象徴するさまざまな「らん」で彩られたウェルカムゲート「オーキッド・ゲート2020」。横幅約18メートル、高さ約5メートルのゲートにシンビジューム、胡蝶蘭、オンシジューム、リカステ、デンドロビュームなど、100万輪の華やかな洋蘭が出迎えてくれる。
100万輪のオンシジュームで作られたシンボルモニュメント「桜蘭」
「オーキッド・ゲート2020」をくぐり抜けて会場に入ると、「世界らん展日本大賞」で上位に輝いた見事な「らん」の数々が展示された「シンボルロード」が。その終着点となる会場中心に設置されているのが、イベントコンセプトの「満開」を表現する100万輪のオンシジュームで作られたシンボルモニュメント「桜蘭(おうらん)」だ。まだ肌寒さは残っているが、ピンク色のかわいらしいオンシジュームでひと足早いお花見気分が味わえる。

 また、「桜蘭」の正面には今年の「世界らん展日本大賞」に選ばれた日本一の「らん」、パフィオペラディウム ツクバ スウィート「ヒサシ」を展示。会期中は大変な混雑が予想されるが、その堂々たるたたずまいと気品あふれる美しさは一見の価値あり。
必見の「世界らん展日本大賞」作品、パフィオペラディウム ツクバ スウィート ‘ヒサシ’
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