“天才”青井人が復活!2年8カ月ぶりの勝利をKOで飾る【2・16 修斗】

中村の左ストレートが梅原を襲う(撮影・蔦野裕)

女子アトム級の中村未来がデビュー戦で判定勝ち


 この日の第1試合では昨年の「全日本アマチュア修斗選手権」女子アトム級準優勝の中村未来がプロデビュー戦に臨み、梅原拓未に判定勝ちを収めた。

 サウスポーに構えた中村は重い右ローに左ストレートで序盤から梅原を翻弄。梅原の前足の左ヒザへの前蹴りも再三放ち、梅原を前に出させない。

 2Rも終始、中村がプレッシャーをかけ続け、右ローにヒザへの関節蹴り、左ストレートで梅原を圧倒。

 梅原はなんとか中村のパンチの打ち終わりにタックルを合わせに行くが中村は難なく切ってスタンドでの勝負に徹する。

 ならばと梅原が打ち合いに持ち込んでも中村は距離を取ってローで梅原を止めるなど、最後まで主導権は渡さない。

 2R終盤には中村のパンチで梅原が鼻から出血。

 フィニッシュこそならなかったが中村が隙のない動きを見せ、3-0の判定でデビュー戦を飾った。
「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.2 Supported by ONE
Championship」(2月16日、東京・ニューピアホール)

◆メインイベント/第7試合 フェザー級5分3R
○青井 人(同級環太平洋7位/BLOWS)(1R3分20秒、KO)久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)●

◆セミファイナル/第6試合「インフィニティリーグ2020バンタム級」5分2R
○石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A.)(判定3-0=20-17、20-17、20-16)一條貴洋(ブレイブハート)●

◆第5試合 フェザー級5分2R
○高橋孝徳(同級環太平洋10位/リバーサルジム新宿Me,We)(1R5分、スリーパーホールド)YOKOSAI(SAI-GYM)●

◆第4試合 ストロー級5分2R
●楳沢智治(AACC×SPIDER)(1R4分47秒、KO)田上こゆる(BLOWS)○

◆第3試合 60kg契約5分2R
●六本木洋(総合格闘技道場STF)(1R4分9秒、KO)関根累(roots)○

◆第2試合 ストロー級5分2R
牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)(中止=高橋が減量中の脱水症状でドクターストップ)高橋“SUBMISSION”雄己(和術慧舟會HEARTS)

◆第1試合 女子スーパーアトム級5分2R
●梅原拓未(GRABAKAジム)(判定0-3=18-20、18-20、18-20)中村未来(マルスジム ※デビュー戦)○


◆オープニングファイト アマチュア修斗公式戦73kg契約3分2R
○中田大貴(和術慧舟會HEARTS)(判定3-0)清宮 真(飛翔塾コンドル)●

◆キッズ修斗 キッズ2 28kg以下3分1R
○宮城壮一朗(Freedom@oz)(1R1分、腕ひしぎ十字固め)阿部みこと(クロウフォレスト)●

◆キッズ修斗 キッズ6 44kg以下3分1R
三村結希(心技館)(判定3-0=10-9、10-9、10-9)漆山世那(OOTA DOJO)

◆キッズ修斗 キッズ4 36kg以下3分1R
○佐藤珀虎(AACC)(判定3-0=10-9、10-9、10-9)豊田未空(X-TREME EBINA)●
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