和平合意のはずが空爆

【NEWS HEADLINE 2020.2.7〜3.5 PHOTO OF THE MONTH】
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カタールの首都ドーハで行われた署名式後に握手を交わす米国務省のザルメイ・ハリルザド氏とタリバンのアブドゥル・ガニ・バラダル氏(写真:ロイター/アフロ)
 アフガニスタンをめぐる米国とイスラム原理主義勢力タリバンによる和平が2月29日、合意され、両者は文書に署名した。2001年から続く「米国史上最長の戦争」は終結に前進したと思われた。しかしタリバンはアフガニスタンが5000人の捕虜解放を拒否したことで、政府軍への攻撃を再開。4日には米軍もタリバンの戦闘員に空爆を実施するなど、早くも和平の先行きに暗雲が立ち込めている。