ピケオー「カウンターを当ててこようが、それ以上の攻撃で倒す」と久保対策は万全【3・22 K’FESTA.3】

「手の内は見せない」と言いながらも時折鋭いパンチを放つ

リスペクトしつつもライバル意識をちらり


 ピケオーはこの日は2分間のミット打ちを披露。リラックスした動きから時折鋭いパンチを連打するなど、好調な仕上がりぶり。練習後の会見でも「完璧」と笑顔を見せた。

 待ちに待ったタイトル戦については「うれしく思ったし、このタイトルを獲れるチャンスをものにしたい」と話した。

 久保に対してはSNSで辛らつな言葉もあったのだが「周りにあおられたというか、試合を盛り上げるための冗談。本気ではない」とのこと。久保はこれまで多くのタイトルを獲得しているのだがピケオーは「彼は輝かしい成績を残しているが、自分も彼に劣らないキャリアを積んでいる。彼のキャリアを特別に感じることはないが、尊敬はしている」などとリスペクトの姿勢は見せつつもライバル意識をちらりと見せた。

 久保は今回の対戦にあたり「ピケオーは自分のようなタイプは苦手。ここまでカウンターがうまい選手とは戦っていない」などと語っているのだが、これについてはピケオーは「彼はカウンターのすごいテクニックを持っていると思うが、僕も練習ではカウンターのうまい選手ともやってきたし、どういうふうに戦うかという戦術は持っている。彼がどんなにいいカウンターを放ってきても、自分は常にプレッシャーをかけて前に出るスタイルは崩さないので、いい試合になると思う。カウンターを当ててこようが、それ以上の攻撃で倒す」とこちらも対策は万全のよう。