武尊が前日のリング上での発言の主旨を語る【K-1】
前日の試合後のリングでの言葉の真意を語った武尊
「今はこういう状況だからこそ協力し合える時期なのかなとも思う」
また「(団体間の)いざこざとかは僕は気にしていない。団体同士のいろいろな事情がある。会社が違うとそれぞれのルールや文化があって難しいことだとは思うので、そこではなくて、今はこういう状況だからこそ協力し合える時期なのかなとも思う。お互いにリスペクトして、恨み合いとかいざこざはマイナスでしかないと思う。こういう時だからこそ、協力し合って、格闘技というジャンルでパワーを世界に発信できればいいんじゃないかと思う」と続けた。
武尊は当初、アダム・ブアフフ(モロッコ)とK-1 & ISKAのダブルタイトル戦を行う予定だったのだが、ブアフフが新型コロナウイルスの影響などで来日不能となり、大会直前になってダブルタイトルマッチが消滅。この試合については「今回はブアフフ選手との対戦のために何カ月もかけてやってきた。ISKAは前から欲しかったベルトでしたし、K-1の価値を高めるためにも獲っておきたいベルトだったので、近々実現できたらいいなと思っています」と改めて実現を希望した。
また大会では武尊戦実現を狙うレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)が昨年11月の横浜大会で武尊がてこずった村越優汰を相手に3RKO勝ちを収めたのだが、レオナについては「強い選手だと思うし、実力もしっかり示したと思うので、そういう条件になれば、しっかり叩き潰したい。僕は今、K-1のベルトの価値を高める試合をしていきたいという気持ちもあるので、それと折り合いがついていいタイミングがあれば、それを証明したいと思う」などと対戦については「タイミング次第」とした。