吉岡ビギンが前王者・晃貴から4つのダウンを奪い圧勝【3・28 Krush.112】
山際(左)の右ミドルにカウンターの右ストレートを決める近藤(右)(撮影・堀田真央人)
近藤魁成は復帰戦で実力者・山際にダウンを奪って判定勝ち
セミファイナルで行われたウェルター級戦では近藤魁成(大成会館)と山際和希(谷山ジム)が対戦し、近藤が判定で勝利を収めた。
近藤は2017年と2018年のK-1甲子園-65kg王者で、昨年は木村“フィリップ”ミノルの持つKrushウェルター級の王座に挑戦。また昨年11月のK-1横浜大会ではKrushスーパー・ウェルター級王者のジョーダン・ピケオーと対戦。ともに敗れはしたものの、大きな成長を遂げた1年となった。今回はその11月に敗れてからの再起戦となる。対する山際は前Bigbangウェルター級王者のこの階級の実力者だ。
試合は1Rから山際の右ミドルに近藤が右ストレートをカウンターで合わせていく。山際のミドルもクリーンヒットするものの、その後の近藤の反撃で山際の顔面が赤くはれていく。2R以降も近藤は的確なカウンターを当てていき山際を削っていく。3Rには山際の強烈なミドルをもらいながらも近藤はその打ち終わりに右ボディーフックから右ストレートを打ち込みダウンを奪う。