初防衛に成功のK-Jeeがフィニッシュの左ボディーを解説【3・28 Krush.112】
試合展開について理路整然と振り返ったK-Jee
K-1福岡大会でのカリミアン戦を改めてアピール
試合後にK-1福岡大会でシナ・カリミアンの持つK-1クルーザー級のベルトへの挑戦をアピールしたのだが「福岡でそれができてK-1のベルトを巻ければ一番いいが、運営の都合やカリミアンの都合もある。全部がうまくいくとは思っていないが、前向きに考えてほしい」と改めて訴えた。
K-Jeeは2018年に行われたK-1の「初代クルーザー級王座決定トーナメント」でカリミアンに判定負けを喫しており、実現すると今回の加藤同様、リベンジを期してのものとなるのだが、この間、カリミアンの環境は激変。現在は武居由樹、江川優生、佐々木洵樹といったK-1、Krush王者を多く輩出する POWER OF DREAMに移籍。同ジムの古川会長は「練習の成果が出るのは半年後」と言っているのだがK-Jeeは「取得できたらやっかいですよね(笑)。あれだけ長いリーチで、足を使ってパンチを打ち分けて――とかやっかいですよね(笑)。でもあれだけ手足が長いと遅いんですよね。小回りも利かないし。武器が弱点でもある。それは楽しみ」と警戒しつつも、攻略の端緒は見えているよう。
そして最後に「クルーザー級がもうちょっと盛り上がってほしい。団体がいろいろあるが、重量級が動いているのははっきり言ってここのグループだけだと思うし“早くK-1グループに名乗り上げて来い”って思う。そしてみんなで重量級を盛り上げられたらうれしい。そしてK-1ファンの皆さん、今は重量級と軽量級で違う面白さがあるので、重量級と軽量級どっちがということではなく、いろいろな楽しみ方で注目してもらえたらうれしく思う」とKrush王者として今後の重量級の盛り上がりに向けての展望を語った。