国立科学博物館を独り占め!VRコンテンツ「かはくVR」公開【今日のおうち時間】

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、東京都が呼びかける「ステイホーム週間」がスタートした。臨時休館が続く上野の国立科学博物館では、自宅にいながらVR(バーチャルリアリティー)で館内の展示を観覧できるコンテンツ「おうちで体験!かはくVR」を公開している。
国立科学博物館を3Dビュー!
 同館の「日本館」「地球館」からなる常設展示室全体を、一般財団法人「VR革新機構」が高画質撮影。PCやスマートフォンから、まるでその場にいるような3Dビューを無料で体験できる。VR専用ゴーグルやVRメガネがあれば、さらにリアルなVR映像で楽しむことも可能だ。展示物はもちろん、階段やエスカレーターを使った散策も自由自在(エレベーターは利用できなかった)。特に国の重要文化財にも指定されている「日本館」は、建物の意匠だけでも一見の価値があるだろう。

 国立科学博物館ではこの他にも、YouTubeで研究者による動画配信や企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 -太田洋愛原画展-」の解説付き動画などを配信、PC用カレンダー付き壁紙のバックナンバーや親子で遊べるワークシートなど無料コンテンツが充実している。

 誰もいない展示室を独り占めして、好きな展示を好きなだけ見られる最高のコンテンツは、博物館好きや映画『ナイト ミュージアム』シリーズ好きにもうってつけ。「ステイホーム」週間というまたとない機会に、ぜひおうちでゆっくりミュージアムツアーと洒落込んでみてはいかがだろうか?
「地球館」には日本で初めて展示されたアロサウルスの骨格標本が
おうちで体験!かはくVR(https://www.kahaku.go.jp/VR/

YouTube【国立科学博物館公式】かはくチャンネル(https://www.youtube.com/NMNSTOKYO/

国立科学博物館 メルマガ壁紙コレクション(https://www.kahaku.go.jp/news/2020/COVID-19/kabegami.php