遠藤哲哉がKO-D無差別級王者・田中将斗への“挑戦剣”を奪還【DDT】

裸足の樋口に遠藤の旋回式トーチャーラックボムが炸裂

遠藤が急きょ権利を行使し樋口にフォール勝ち


 マイクを持った遠藤は今林久弥アシスタントプロデューサーを呼び出すと「さいたまSAはなくなったけど、この挑戦権はKO-Dに挑戦する“剣”に挑戦できるのか?」と確認。行使可能と分かると、「樋口! いたら出てこい! これが何か分かるか? 今からテメエの剣に挑戦してやる」とアピール。今林APは「今ですか?」と当惑したが、ルール上問題ないため、急きょ“挑戦剣”争奪戦が行われることとなった。

 樋口はこの日、第1試合に出場。この展開は全くの想定外でリングシューズを履いておらず、裸足のまま試合をする事態になってしまった。場外戦でスタートした試合で、樋口はラリアット、パワースラムなど得意のパワー殺法で攻め立てる。遠藤もエプロンでのブレーンバスター、スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュなどで反撃。その後、壮絶なチョップ合戦、ラリアット合戦が繰り広げられたが、遠藤が旋回式トーチャーラックボムから、鮮やかなシューティングスタープレスを決めて、フォール勝ち。遠藤は休憩なしのハードな2連戦を制し、“挑戦剣”を奪い返した。