岩田剛典「距離感が近くて楽しい」オンライントークライブで一般参加者ともつながる

　最初の参加者から「本当に将来そうなりそうだと怖くなりました」と作品のリアリティーについて絶賛されると、大沢も「その辺は監督も僕らも徹底的にこだわっていたので、そう言ってもらえてうれしい」と笑顔を見せつつ「走っているシーンもマシンを使うのかと思っていたら、そんなことは1度もなく、本当に毎日走っていました」とリアリティーにこだわったハードな撮影を振り返った。

　また「現場に行ったら僕の想像以上のセットが組まれていて感動しました。本当にそこにいるように錯覚させてもらってありがたかった」と賀来が言うと、岩田も「僕はサイバー操作室というところで撮影していたんですが、モニターだけで200台くらい、あの空間にあったと思う。ただ自分はその中でグリーンバックで一人芝居をしなければならず、そこは難しくも新鮮でした」とやりがいを語った。

　その後も、音声がつながった一般参加者が緊張と喜びに興奮しながらキャストらに質問。「撮影中に一番、緊張したことは」「印象的なセリフは」といったものから「久しぶりにタバコを吸っているシーンがあったが、本当に吸っていたのですか」という大沢へのファンならではのものまで、さまざまな質問が飛び出し、4人もファンの熱い反応を楽しんでいる様子。

　トークを終えた岩田が今回のオンラインでの実施について「逆に、こういう状況だからこそ距離感の近い形で、トークを皆さんに聞いていただけてすごく楽しかったです。僕は、今の状況とこの映画がすごくリンクしているなと思っていて、ぜひ“おうち時間”に、ご覧になっていただきたいです」と振り返ると、賀来も「皆さんと時間を共有できて楽しかった」、大沢も「こういう状況での実施となりましたけど僕としてはすごく楽しかった。本作は、あるパニックが起きた世の中で自分がどう生きていくか、考えさせる作品。ぜひ見ていただければ」と、アピールした。

『AI崩壊』のブルーレイ＆DVDは5月20日にリリース。