SMALL WORLDS TOKYOが11日グランドオープン!「心のよりどころになるような施設に」

かなりの轟音……
 施設内は、「宇宙センター」、さまざまな国からなる「世界の街」、「美少女戦士セータームーン」エリア、「関西国際空港」、「『エヴァンゲリオン』格納庫」、「『エヴァンゲリオン』第3新東京市」の6つのエリアで構成。スペースシャトルの打ち上げ、飛行機の離発着、エヴァンゲリオンが射出のシークエンスを繰り返すといった大きな動きから、展示エリアのボタンを押すと1/80スケールの小さな人間たちが動くといった仕掛けもある。

 施設内で3Dスキャンをしてフィギュアを作り、1年間好きなエリアの住民になることもできる、住民権付きフィギュアプログラムも販売中だ。

 施設を訪れたり、参加するなど楽しみかたはさまざまだが、フィギュアを使ったショートドラマも制作、Twitterで配信するという。ドラマの詳細は9日に発表される。

 そのほかにも、Facebook、Instagramなどで情報を発信発進。TOKYO HEADLINEと提携し「SMALL WORLDS TIMES」を発行、スモールワールズTOKYO内でのできごとを届けていく。

 写真撮影が自由なのも本施設の特徴。スマートフォンや一眼レフカメラなどで撮影が楽しめる。1日24時間を15分間で再現しているので、同じエリアでも異なる印象の風景を写真に収められる。そのため写真部も設立したそうで、今後プロのカメラマンの指導を受けられたり、普段は入れない場所から写真撮影ができるようなプログラムを予定しているという。
大きい人間と小さい人間の協業。大きい人間は、弊社社長の一木、小さい人間は特派員のMia記者
 近藤正拡代表取締役は「心のよりどころになるような施設。ミニチュアの世界に入って、いただいてゆったりと過ごしていただけるようなことを考えている」とした。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の収束は見えないが、人数制限、時間制限、ウイルスの不活性化、ソーシャルディスタンスの確保などからなる独自の対策「Fight Back COVID-19」を講じて、11日にグランドオープンする。

 今後は、2020年年中を目途に沖縄にも施設を開業予定。その後は、中国、アジア、中東、アフリカと1年に1拠点ずつ増やしていくことを目標としている。 

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