ブラサカ男子日本代表が活動再開。活動休止のコロナ禍で見えたもの
東京・小平市にオープンした国内初のブラインドサッカー専用コート「MARUI ブラサカ!パーク」(提供:日本ブラインドサッカー協会/株式会社丸井グループ プレスリリース)
新たな拠点でメダル目指す
これからは感染症対策と練習の両立を目指すこととなる。現在の最優先事項はコンディションの回復だとし、オンライントレーニングに加え、週2回のトレーニングが始まった。感染症対策では、細かな体調管理を行なっているほか、控え室の換気や選手間の距離の確保、スタッフのマスク着用などを徹底。また、ソーシャル・ディスタンス確保のため、当面の間、試合形式の練習は行わないとした。7月には全メンバーを招集して合宿を開催予定だが、現時点で国際大会や遠征の予定はなく、2020年は国内限定での練習になるとした。
活動再開にあたり、追い風もあった。6月、東京・小平市に国内初のブラインドサッカー専用コート「MARUI ブラサカ!パーク」がオープン。車いすも入りやすいスロープの設置や、弱視の人も移動しやすいよう、色使いや触ってわかる表記などのユニバーサルデザインを取り入れているという。6月10日には、この新たな拠点で4名の選手が練習を再開した。これまで専用コートを持たなかった代表チームにとって、「こんなに恵まれた環境はない」と高田監督。「ピッチに立った時は鳥肌が立った。涙が出るほど嬉しかったです」と喜びを語った。
強みを発揮するとき
海外の強豪国に比べ、体格差がある日本代表は、自力がない分、それぞれのポジションやパートを細かく分析することで、世界とのギャップを埋めてきた。常に大事にしてきたのは、「変化」と「進化」。高田監督は「このチームが培ってきたプロセスが、こういう時こそ、強みを発揮すると思っている。これまでと同じように意思を持ってチャレンジするのみ。皆さんも一緒にパラリンピックに挑んでもらえれば」と決意を語った。日本代表の底力が今こそ試される。
これからは感染症対策と練習の両立を目指すこととなる。現在の最優先事項はコンディションの回復だとし、オンライントレーニングに加え、週2回のトレーニングが始まった。感染症対策では、細かな体調管理を行なっているほか、控え室の換気や選手間の距離の確保、スタッフのマスク着用などを徹底。また、ソーシャル・ディスタンス確保のため、当面の間、試合形式の練習は行わないとした。7月には全メンバーを招集して合宿を開催予定だが、現時点で国際大会や遠征の予定はなく、2020年は国内限定での練習になるとした。
活動再開にあたり、追い風もあった。6月、東京・小平市に国内初のブラインドサッカー専用コート「MARUI ブラサカ!パーク」がオープン。車いすも入りやすいスロープの設置や、弱視の人も移動しやすいよう、色使いや触ってわかる表記などのユニバーサルデザインを取り入れているという。6月10日には、この新たな拠点で4名の選手が練習を再開した。これまで専用コートを持たなかった代表チームにとって、「こんなに恵まれた環境はない」と高田監督。「ピッチに立った時は鳥肌が立った。涙が出るほど嬉しかったです」と喜びを語った。
強みを発揮するとき
海外の強豪国に比べ、体格差がある日本代表は、自力がない分、それぞれのポジションやパートを細かく分析することで、世界とのギャップを埋めてきた。常に大事にしてきたのは、「変化」と「進化」。高田監督は「このチームが培ってきたプロセスが、こういう時こそ、強みを発揮すると思っている。これまでと同じように意思を持ってチャレンジするのみ。皆さんも一緒にパラリンピックに挑んでもらえれば」と決意を語った。日本代表の底力が今こそ試される。