下北沢の本多劇場グループが観客を入れての公演を再開
は透明なプラスチックボードが設置された受付
舞台からの客席の風景。ソーシャルディスタンスに気を配り間隔がしっかりと取られた客席
135人の収容キャパに30席でスタート
客席は1列が4席程度で計30席。もともとが135人の収容キャパであるから約4分の1に入場者を抑えた。
ガイドラインでは収容人数の50%を入れることは許されているのだが、それではもう一方の条件であるソーシャルディスタンスが十分に取れないためにこの人数になってしまうという。
ゲネプロとあって客席には関係者の顔が並ぶのだが、なにせこの2〜3カ月は演劇が行われなかったことはもちろん、自粛要請に従い家にいる人が多かったこともあり、顔を合わせるのも久しぶり。ましてや皆マスク着用とあって、一瞬気づかず、ちょっとだけマスクを外して声をかけては「おお、分からなかった」と苦笑いの風景もちらほら見受けられた。
演劇ではおなじみの開演前の携帯電話等の注意の場内放送もまずは新型コロナウイルス感染防止に関する注意から。そこで改めてマスク着用のままの観劇をお願いするという徹底ぶりだ。
しかし、いざ幕が開いてしまえば役者も観客もかつての劇場のまま。いや、久しぶりの生の観劇にちょっと緊張してしまったかも。