前女子アトム級王者・高梨knuckle美穂がMIOに対戦要求【6・28 Krush.113】

高梨のミドル(撮影・堀田真央人)
高梨(左)の左ストレートが真美の顔面に炸裂(撮影・堀田真央人)

ミニマム級初陣は真美に判定勝ち


 この日、高梨はK-1初参戦となる真美(Team ImmortaL)と対戦。1R序盤にパンチの連打から左ストレートで最初のダウンを奪ったものの、真美はすぐに立ち上がると反撃。高梨がパンチの連打で追い込むものの、真美は足を止めてパンチを打ち返す。手数と的確さで高梨が圧倒するが、前日会見で「パワーでは負けない」と話した真美も重いパンチを打ち返す。女子の試合では珍しい足を止めての打ち合いが随所で展開されるごつごつとした試合の中、高梨はボディーブローにアッパー、前蹴りと多彩な攻撃を見せる。真美は3Rにはプレッシャーをかけ高梨をコーナーに詰める場面も作ったがパンチの的確さを欠き決定打を放つことができず。

 試合はジャッジ2人が30-27、1人が30-26の3-0の判定で高梨がミニマム級の初陣を飾った。