役所広司「コロナショックを経て日本の映画がもっと豊かになるように」映画館キャンペーンのアンバサダーに
「映画界全体の取り組みということで、映画の顔となる方を」と、アンバサダーをオファーされた役所広司は「長年、映画館に世話になっているのでこんなときに役立つことがあればと引き受けました。これからいろんな映画人が参加すると思うが、トップバッターの僕が隙だらけのアンバサダーなので、後の人もやりやすいと思います」と会場を笑わせ「小学校のころから子供たちだけで映画を見に行った。映画からいろんなことを教えてもらった」と映画館の思い出を振り返った。
また役所は本番直前までシールドを付けながら撮影現場に臨むことの難しさなど、俳優同士で情報交換をしていると明かし「これからはコロナと共存していくしかないと思うが、覚悟と努力があれば、こんな状況でも素晴らしい作品が生まれるのではと信じている。コロナショックを経て日本の映画がもっと誇らしく豊かになるよう期待しています」と語った。
『映画館に行こう!』キャンペーン2020は2020年6月30日から8月31日までの約2カ月、実施。現在、来場者へのサービスとなるような企画も検討しているとのこと。