[インタビュー]荒川良々 × 黒島結菜 全世界を震撼させたあのジャパニーズホラーがシリーズ初のドラマ化『呪怨:呪いの家』

[黒島結菜]ヘアメイク・加藤恵、スタイリスト・伊藤省吾(sitor) シャツ 2万8000円 ワイエムウォルツ(マービン&ソンズ)、パンツ 3万8000円 ワイエムウォルツ(マービン&ソンズ)、イヤリング 8万円 カラットアー(ISETAN SALONE 東京ミッドタウン)(撮影・堤博之)
 今回はNetflixでの配信とあって、家でこの作品を見る人が多いはず。それもまた、より恐怖と臨場感を感じることになりそう。ホラー耐性のある2人だが、家で1人でホラーを見ることはできる?

荒川「僕は見れますね」

黒島「私も大丈夫です。やっぱり、自分がホラー映画に“出る側”なので作品を見ていても“ここのシーン、きっとすごく大変だっただろうな”と、作り手の視点で見てしまうことが多くて(笑)」

荒川「なるほど。あと僕は、人間の、意味の分からない怖さがけっこう苦手かも。M・ナイト・シャマラン監督作に『ヴィジット』という作品があるんですが、お祖母ちゃんが何かをずっと食べているだけのシーンとか。あと近年話題になってた『ゲット・アウト』とか。人間の、意味の分からない表情だったり行動だったり、何が怖いのか分からないけどゾワゾワする。そういう意味不明の怖さってありますよね」

黒島「分かります。私も『ゲット・アウト』を見ました。確かに、何かがおかしいのにそれが何なのか分からないという、ずっとモヤモヤする感じがありますよね」

荒川「何が原因なのか分からない怖さを感じるんです」