扇久保と朝倉海がバンタム級王座決定戦。浅倉カンナは初の年下・古瀬を迎撃【RIZIN】
RIZIN2戦目となる井上直樹
NY帰りの井上直樹「今は練習はできている」
バンタム級ではタイトル戦の他に2試合がマッチメイク。9日には2月の浜松大会でRIZIN初参戦を果たした元UFCファイターの井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム柔術)と渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)が対戦する。
渡部はFighting NEXUSバンタム級王者で父に修斗初代ウェルター級王者の渡部優一を持つグラップラー。
渡部は「対戦相手の井上選手は凄く強い相手ですが、自分はマジカルチョークがあるのでしっかり極めて、勝って、自分の実力をRIZINのリングで証明したい。そして帰りに横浜のおいしいスイーツを食べて帰りたい」とひょうひょうとしたコメント。
対する井上は「ニューヨークから3カ月ぶりにRIZINのために帰ってきた。今回RIZINを開催してくださった関係者の方にとても感謝しています。そして今、コロナや九州の大雨で苦しんでいる人たちに少しでも勇気を与えられるような試合をしたい」と挨拶。
井上が拠点を置くニューヨーク州は新型コロナにおいては米国においても最も甚大な被害を受けている地域。
井上は「ニューヨークは本当にすごい数の感染者数で、亡くなった方もいた。外には買い物に行く以外は自宅待機だった。練習も家の中でしかやれない状況だった。日本に帰ってきて、もちろん緊急事態宣言下で制限はされていたが、今は練習はできているので、今はチャンスだなと思っている。(帰ってきて)もしかして皆さんにうつしてしまうかもしれないということもあったので、ほっとするということはなかった。でもしっかり2週間、自宅で待機して経過措置を行ってきた。それからしっかり練習もしてきたので、準備はできている」などと話した。