4つのKO決着中3試合の敗者が担架送り。蓮實光は大沢文也に失神KO勝ち【Krush.114】

王座を返上した木村(左)(撮影・堀田真央人)

木村がKrushウェルター級王座を返上


 この日、木村“フィリップ”ミノルがKrushウェルター級王座の返上を発表した。

 木村は2018年8月に塚越仁志を下して、第6代Krushウェルター級王座を獲得。2019年5月には近藤魁成の挑戦を退けて、王座防衛にも成功した。

 今年3月の「K’FESTA.3」で木村は第3代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで優勝。K-1王者としての試合に集中すべく、Krushウェルター級王座を返上することとなった。

 第6試合終了後にリングに立った木村は「人生で初めて獲った思い出のベルトを返上することになりました」とファンに王座返上を報告。
 
「このベルトを巡って次の世代のファイターたちが激しい、素晴らしい試合を繰り広げてくれることを楽しみにしています。これからのファイターたちに期待してください」と次なる王座争いに期待の言葉を残し、「僕はK-1をもっともっと大きくして、みんなが見たいK-1を体現できるよう、努力していくので応援お願いします」とK-1王者としての抱負を語った。
この日のメインでは佐々木大蔵がスーパー・ライト級王座を防衛
「Krush.114」(7月11日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○秀樹(レンジャージム)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)知良(RBアカデミー)●

◆第2試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○森坂 陸(エスジム)(判定3-0=30-28、29-28、29-28)勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)●

◆第3試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●新美貴士(名古屋JKファクトリー)(判定0-3=29-30、28-30、28-30)岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第4試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●蒼士(昇龍會)(2R1分26秒、KO)鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第5試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○TETSU(月心会チーム侍)(判定3-0=30-29、29-28、29-28)提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第6試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(3R2分2秒、KO)椿原龍矢(月心会チーム侍)○

◆第7試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
●大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)(2R2分16秒、KO)蓮實 光(パラエストラ栃木)○

◆セミファイナル(第8試合) Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)(1R1分30秒、KO)FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)●

◆メインイベント(第9試合) Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)近藤拳成(大成会館)●
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