佐々木大蔵「今後も進化し続けることを目標に置いて日々過ごしていきたい」【Krush.114】

復活を果たしK-1王座獲りを目標に掲げた鈴木勇人

鈴木勇人はこの日も「K-1のベルトを獲ると決めた」


 セミファイナルで再起戦をFUMIYA(ポゴナ・クラブジム)を相手に見事なKO勝利で飾った鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)は「しっかりリベンジすることができて、そして再起戦ということでしっかりといい勝ち方ができてほっとしている」と試合を終えての心境を明かした。

 1R序盤に前に出てくるFUMIYAにカウンターを合わせダウンを奪い、計2度のダウンを奪ってのKO勝ちという展開については「想定はしていた。ああやって仕掛けてくるとは思っていた。どうしても勝ちたかったので、1R目は事故を起こさないように戦おうと思っていたが、思っていたよりパンチが見えた。ディフェンス気味にカウンターを取った感じだが、それがいいところに当たった。一番いい結果になったと思う」と振り返った。

 鈴木は佐々木大蔵に2連敗を喫し、Krush王座からも陥落している。その佐々木の試合については「めちゃくちゃ強いなと思った。こんな人と試合をしたのかと思うくらい強かった。でも2回負けているのでいつかやり返さないといけないと思っている。必ずやり返します」と話した。佐々木との2連敗で学んだことについては「自分はあまり格闘技のIQが高くないので肌感覚なのだが、トップの選手とできて学べたことは言葉では表せないがすごくあった」と話した。

 また前日の試合後のリングで「K-1のベルトを狙う」とアピールしたのだが、この日も改めて「自分はK-1のベルトを獲ると決めた。しっかり獲りに行く」とその決意に揺らぎはなかった。