難敵・篠原悠人と再起戦の卜部功也「もう1回ベルトを目指したい」【9・22 K-1大阪】

篠原「強引に行けるところは行きたい。倒す試合をしたい」

　卜部は今後については「やるならもう1回チャンピオンベルトを目指したい」と王座返り咲きに意欲を見せた。またその一方で今年、自らのジム「ALONZA Fitness＆Kickboxing」を立ち上げたのだが、そこでのトレーニングでまだまだ格闘技の奥深さに気付いたとのことで「まだまだやることが多いなということが発見できている。構えやジャブから全部直している。技術の部分などもずっと勉強できると思った。それを試したいという気持ちでリングに上がる」「会員さんに言葉で説明することができなかった時に、“本当には理解できていなかったんだな”と思った。今は会員さんに教えたいことを言葉で伝えることができて、“本当に格闘技のことを知ることができたな”と思っている。結構長くやっているが、本当に分かって来たなというところが出てきた。それを見せられればと思う」などと変わらぬ“求道者”としての顔もちらりと見せた。

　また篠原は前回のゴンナパー戦の敗戦について「ライト級のなかでもトップクラスのゴンナパー選手のキック、パンチ、パワーを3R通して経験したのはプラスになったかなと思う。あの試合では僕はカウンターを狙っていてパンチで見せ場を作れたらと思っていたが、ゴンナパー選手も警戒してガードを上げていた。そこを引き出せなかった。強引に行くところは行かなければいけないということは試合をして分かったので、それを生かして卜部選手との試合も強引に行けるところは行きたい。僕も倒す試合をしたいと思っている」などと卜部をKOで倒して一気に世代交代を図るつもりだ。