動物病院でよく耳にするペットに関する トラブルワースト3位と対処法
家族の一員として毎日の生活に彩りを加えてくれるペットたち。飼い主は、大切な彼らが元気で安全に暮らせるように、つねに気にかけることが必要です。気を付けるポイントを、動物病院の看護師みるまめさんが教えてくれます。
愛犬や愛猫に困ったことがあるとかけこむ動物病院。予防医療からシニア期の内臓疾患、思わぬ外傷などその診療内容は多岐にわたります。
人間の医療機関のように診療科目が分かれていないため獣医師は一人で多種の症状に対応しています。今回はそんな様々な症状のペットさん達がやってくる動物病院でよく耳にするトラブルをランキング化してみました!
ペットさんがいる方はランキングを参考に普段から少し気を付けてみてあげてくださいね♪
第三位 爪折れ事故
犬、猫に問わず多いのが爪折れのトラブルです。爪が折れる程度…と思うかもしれませんが犬や猫の爪には血管が通っています。その血管は根元が一番太く爪先に向かって細くなっており爪が根元から折れてしまった場合には強い痛みや多量の出血を伴うこともあります。爪折れトラブルに合うペットさんの多くは爪が伸びすぎており、布や家具などに引っかけてしまうようです。爪折れ防止のためにも月に一回程度、爪切りを行いましょう。ご自宅でのお手入れが困難な場合には動物病院やペットサロンを活用してくださいね。
第二位 誤食
誤食も非常に多いトラブルです。特に好奇心旺盛なタイプの子は要注意。お留守番の時などは特に気を付けてあげましょう。猫さんの誤食で多いのはビニールや紐、大型犬では靴下やボール、トウモロコシの芯が多く、小型犬や中型犬では犬用のおもちゃや人間の食べ物、梅干しや果物の種などが多くあげられます。誤食したものが腸管を閉塞させてしまった場合には最悪開腹手術になってしまいます。拾い食いしてしまうような子はお散歩中に口輪を装着するなどして対策を行いましょう♪
第一位 肛門腺自壊
お尻を気にする…とやってくるペットさんの多くが肛門腺という臭腺のトラブルを抱えています。肛門腺には独特な臭いの液が貯留しており本来はマーキングや動物同士の挨拶時に役立ちます。ですが時に液が貯留しすぎてしまい爆発してしまいます。もちろん正しく治療を行えば完治しますので安心してくださいね。もしペットさんがお尻を引きずって歩く肛門周りの臭いが気になる、などあれば肛門腺絞りをしてみましょう。もちろん動物病院でもやっていますよ!
いかがでしたか?この3つは本当に頻繁にお見かけするトラブルです。もしかして?と思ったときは様子を見ずに動物病院に相談してくださいね♪
犬と猫の健康を考えるオンライン遺伝子検査サービスTkan.petからペット飼育初心者に向けた情報を厳選してお届け。
Tkan.pet取り扱いの遺伝子検査キットVEQTAは、自宅で簡単に愛犬・愛猫の検査結果が最短10日でわかります。様々な研究機関と共同研究を行い、動物繁殖学・遺伝学の権威である津曲茂久獣医学博士を中心に高い研究実績と信頼性で愛するペットの健康をサポートします。
Tkan.pet取り扱いの遺伝子検査キットVEQTAは、自宅で簡単に愛犬・愛猫の検査結果が最短10日でわかります。様々な研究機関と共同研究を行い、動物繁殖学・遺伝学の権威である津曲茂久獣医学博士を中心に高い研究実績と信頼性で愛するペットの健康をサポートします。