MOE「“顔では負けている”と言われているので、試合は勝つ」【Krush.115】

トーナメントに出場する優、菅原美優、MOE、チャン・リー(左から)

女子アトム級王座を狙う4人が静かに火花


「Krush.115」(7月21日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が7月20日、開催された。計量は全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会では6月に高梨knucle美穂が返上し空位となった女子アトム級の王座を決める「第3代Krush 女子アトム級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われる。出場するチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)、MOE(若獅子会館)、菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、優(北斗会館押上道場)の4選手が会見に臨んだ。準決勝のカードはMOE vsリー、優vs菅原。

 4選手はトーナメントにエントリーされたことに感謝の言葉を述べたうえでそれぞれコメント。

 リー「準備はしてきたので、明日はそれを出すだけ。MOE選手は格闘技の経験は私より豊富。テクニックもスピードもある。前にやった試合を見たがすごく気持ちの強い選手」「トーナメントだからという意識はそんなにない。この期間にできることをやってきた。勝てる練習をしてきた」

 MOE「勝つので応援よろしくお願いします。チャン・リー選手は戦い方がきれいで、気持ちが強い。ずっと打ってくるスタミナがある選手」「リー選手に勝つ練習をしてきた。あと自分が苦手だったことを直す練習をしてきた」

 菅原「すごくたくさん練習もできたので、今回の試合はわくわくしている。優選手はフィジカルが強そう。攻撃もきれいだし、スピードもある。一番怖いのはパワー」「トーナメントを意識しての練習より、社会人になって初めての試合なので、今までは新しいことを覚える時間が全然なかったが、今回は新しいことを取り入れる練習をしてきた」

 優「明日は普段通り、練習してきたことが出せればと思う。菅原選手は思っているより伸びのある攻撃を持っている。蹴りがきれい。前蹴りに注意したい」「今回はいつ試合ができるか分からないなかで練習をしていて、若干不安はあったが、それもプラスになった。自分の中で仕事と練習のつらい毎日だったので、ちょっとだけどいい休憩をしながら練習に取り組めたのはプラスに考えている」
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