のんと林遣都が綿矢りさ原作映画で初共演! お互いに初タッグを振り返るコメントを発表

ティザービジュアルも崖っぷち感満点!?
 同様に林も「人との距離の縮め方がきっと自分に近く、短い撮影期間ではあまりお話することはできませんでしたが、お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます。よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間が沢山ありました」と、のんとの共演を振り返り「綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみにしていました。(中略)大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かく微笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました」と完成に期待を寄せた。

 大九監督も「のんさんは怒りの表現が見事で、あんなに柔らかい空気を漂わせていながら、内側に高温のマグマみたいなものを持ってる人だと思います」、「林遣都さんは以前からご一緒してみたかった方です。振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに“はい”と言ってやって下さって素敵」と、2人とのタッグを楽しんだ様子だった。

 映画『私をくいとめて』は今冬 、全国公開(日活配給)。