レオナ・ぺタスが武尊の前で2度目の防衛。「やろうぜ」の台詞を引き出す【Krush.115】

中野の右フックが瑠久に炸裂(撮影・上岸卓史)

中野滉太が1RKO勝ちで佐々木大蔵の持つ王座への挑戦アピール


 この日のセミファイナルで行われたスーパー・ライト級戦で中野滉太(POWER OF DREAM)と瑠久(K-1 GYM横浜infinity)が対戦。中野が1RKOでタイトル挑戦をアピールした。

 試合は1R序盤はローの蹴り合いからスタート。そこからともにスピードのあるパンチを繰り出すが、中野がプレッシャーをかけて前に出て左のフック。これにぐらつく瑠久。中野は追撃の連打から最後は右フックで最初のダウンを奪う。

 立ち上がった瑠久だったが。ダメージは大きい。中野は一気に瑠久をロープに追い込むと右のフェイントからガラ空きとなったルークの顔面に左フックを打ち込む。瑠久はロープにもたれかかりダウンし、レフェリーがすぐに試合を止めた。

 中野は試合後のマイクで「瑠久選手とも決着がついて、そろそろタイトルマッチかなと思ってます」と難攻不落の王者・佐々木大蔵の持つKrushのスーパー・ライト級王座への挑戦をアピールした。
第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメントは菅原美優(左)とMOEが決勝に進んだ(撮影・上岸卓史)
「Krush.115」(7月21日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合 Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●池田幸司(ReBORN経堂)(判定0-3=27-30、27-30、27-29)橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第2試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=27-29、27-29、27-29)斎藤祐斗(JK TRIBE)○

◆第3試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=29-30、29-30、28-29)松本涼雅(team ALL-WIN)○

◆第4試合 -54kg契約/3分3R・延長1R
○晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(延長判定3-0=10-8、10-8、10-8 ※本戦1-1=28-29、29-28、28-28)黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)●

◆第5試合 第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
○MOE(若獅子会館)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第6試合 第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
●優(北斗会館押上道場)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)○

◆第7試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
●里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆セミファイナル(第8試合) Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○中野滉太(POWER OF DREAM)(1R2分20秒、KO)瑠久(K-1 GYM横浜infinity)●

◆メインイベント(第9試合) Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)大岩 龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
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