「声出し観戦禁止」に朝倉海「思わず声が出ちゃうものは仕方がない」と壮絶決着を予告【RIZIN】
RIZINアドバイザーの岸博幸氏、朝倉海、林文子市長、RIZINの榊原信行CEO(左から)
「観客が感情のコントロールが効かないくらいの倒し方」を約束
昨今、プロ野球やサッカー、プロレスなどさまざまなスポーツが観客を入れての興行を再開しているのだが、どれも声を出しての応援が禁じられ、拍手のみでの応援となっている。これについて朝倉は「ニュースで時々見たりする。無観客よりはいいのかなと思う。拍手があるのは全然違う。お客さんがいるというのはありがたいことだと思っている」などと改めてファンに感謝した。
RIZINも立ち上がったり声をあげての観戦を禁止するのだが、朝倉は「(観客が感情の)コントロールが効かないくらいの倒し方ができればいいのかなと思う。思わず声が出ちゃうものは仕方ないと思うので、それくらいの戦いを見せたい」と感染症対策を吹っ飛ばすようなファイトを約束した。
現在の練習状況については「特別なことしかやっていない。トレーニング内容も練習内容も変えてきた。進化した朝倉海を見せられると思う」と話した。“特別なこと”については「対世界用。(ケイプ戦の)敗戦を踏まえて足りなかったものが明確になったので、それを埋めて、自分の得意な部分を伸ばす作業をしてきた」と特に扇久保戦を意識してのものではないことを強調した。
そして「この状況でメインを任せてもらったのは光栄に思うし、僕が見せなければいけないことは分かっているので、その思いを乗せた戦いを見せられれば」と話した。