小泉今日子と豊原功補、映画プロデューサーとしての“現場態度”を主演俳優が明かす
その第1弾となる同作『ソワレ』で、ある事件をきっかけに逃避行をすることになった男女を演じた村上と芋生はともに「難しい役どころだった」と振り返っていたが、外山監督から「ベストマッチの2人だった」と絶賛されほっとした様子。
そこに、プロデューサーとして現場に参加していた小泉や豊原の様子について質問されると村上は「すごかったですよ、現場への参加態度というか。普通はあまり、現場でプロデューサーの存在を感じないんですけど、今回のお2人は、すべてのことに真っ向から向き合うというか」と感嘆した面持ちで話し、さらに「例えば僕がロケバスではなく個別で早朝に撮影現場で向かう日、僕は朝が本当にダメで、きついなあ…と思ってホテルの玄関まで行くと、小泉さんが玄関前に車をつけて、ドアを開けて“乗って!”って。専用ドライバー状態で待っていてくださるんです」と、小泉や豊原がドライバーの役割まで行っていたことを明かし「なんだったら、車両止めとかレール設置までしていた」と振り返った。
芋生も「お2人とも大先輩で天下の…という感じじゃないですか。その2人が第一線で汗水たらして働いて、私たちは伸び伸びやるだけという環境を作ってくださった。寝る間もなかったと思うけど、いつも生き生きされていました」と感嘆。
豊原は「潤沢な予算でやっているわけではないので、われわれも働かないとと思って」と苦笑していた。
8月28日より公開(東京テアトル配給)。