江幡塁が亡き親友・三浦春馬さんへ捧ぐ勝利【RIZIN.22】

江幡(右)のハイキックが炸裂(撮影・堀田真央人)

3Rにダウンを奪い判定勝ち


 1R序盤から江幡が右ハイ、左右のミドルを的確に当てていくが、植山はローで返すと江幡の左ミドルに左フックを合わせていく。

 2R序盤から植山がプレッシャーをかけ前に出てはローからパンチにつなげていく。対する江幡は下がって距離を取って左のミドル。この強烈なミドルで植山の右わきが紫にはれあがっていく。

 終盤、両者のパンチが交錯も、江幡は左ハイをヒットさせる。

 3R、植山が右ローを放ったところに江幡がドンピシャのタイミングで右ストレートを打ち抜き、ついにダウンを奪う。この一発で植山が左目じりをカット。しかし植山はすぐに立ち上がるとパンチを主体に反撃。打ち合いの中でのバッティングで江幡も右の眉の上をカットしともにドクターチェックが入る。

 再開後、植山はパンチにテンカオとラッシュをかけるが、江幡はその攻撃を見切ってしっかりガード。パンチを打ち返していく。

 最後はともに打ち合ったままゴング。3Rのダウンがものをいい、29-28、29-27、30-27の3-0の判定で江幡が勝利を収めた。