猿田洋祐vs内藤のび太の元ストロー級王者同士の対戦が実現【Road to ONE】
メインで対戦する青木真也(左)と江藤公洋
メインは青木真也vs江藤公洋
メインイベントではライト級のワンマッチ、青木真也(Evolve MMA)vs江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)が行われる。
青木は前ONE世界ライト級王者。江藤は若手発掘のための大会「ONE WARRIOR SERIES」を経て本戦出場を果たし、今年2月にはアミール・カーンから一本勝ちを果たすなど、ライト級の上昇株といえる存在。
今回の試合について江藤は「格上の選手とやらせてもらうことになった。そこに対する恐怖心はあるが、乗り越えて試合当日は全力でぶつかりたいと思っている。コロナという状況だからこそ組まれたカードだと思う。その中でどこまでできるのか、どれだけ力を出せるのかという試合になると思う。(青木とは)練習をやらせてもらったこともあるので、強さも体で感じている。その中でどこまで対応できるのかという部分もある。しっかり試合までに準備したい」などとやや硬い表情で語った。
青木は「試合をすることも正解でしょうし、試合をしないことも正解だと思う。個々に正解があるからこそ戦争なんだろうし、いま非常に荒れた状態なんじゃないかなと思います。そんな中で、この大会をやってもらえるABEMA、北野雄司に感謝したいという気持ちはある。言いたいことはいっぱいありますが、よかたばっかりのこの世の中で自分が納得するものを作りたい、自分が信じたものを作りたいという強い気持ちでやっているので、人の感情を揺さぶるいい表現ができればと思っている」などと話した。
大沢氏はこの試合について「格闘技界にいる人間からしたら興味深い試合。青木選手に勝てる選手がいるかといえば、関係者の中で名前が上がるのが江藤。ファンが思う以上に結果が楽しみな試合になる。皆さんが考えるのと逆の結果を出すことが格闘技界が面白くなることなのかと思っている。まだお前が見せてないものはたくさんある。力を出せ」などと弟子の江藤の奮起に期待する場面もあった。