ウェルター級王座決定トーナメント出場の海斗が2連続KOでの王座獲得を約束【Krush.116】
サウスポーからの左ミドル
ボディーへの飛びヒザ
「僕みたいな奴でも頑張ればここまでいけるというところを見せたい」
木村が優勝した3月のトーナメントで海斗は1回戦で木村にKO負けを喫したのだが、練習後の会見ではこの試合を振り返り、体作りの重要さを実感したとして、今は栄養学的なものも学び食事も自分で作るなど食生活から改善していることを明かした。
また新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中も「パーソナルでフィジカルもやっていて、ジムではプロだけは練習をさせてもらっていたので、逆にいつもより集中できたかなと思う」などと調整に不安はないよう。
準決勝で対戦する近藤については「天才少年。未来モンスター。全部がうまくて、オールマイティーに全部できる」と評価。近藤の会見などでの自信満々の発言には「あまり気にしてない。やったら分かると思う。1回戦が決勝だと思っている。結果で見せます」とさらり。
近藤がK-1甲子園から現在のポジションに駆け上がった、いわばK-1の王道を歩む存在であるのに対し、海斗は地下格闘技や「THE OUTSIDER」に参戦経験があるなど異色の経歴を持つ。好対照なキャリアを持つ2人の対戦となるが、海斗は「K-1アマチュアに出て優勝して、K-1のベルトに絡むというのが王道だと思うが、こういう道もあるということや僕みたいな奴でも頑張ればここまでいけるというところを見せたい。僕が勝つことで勇気を与えられるのではないかと思う」などと語った。