障害超えた現代アート国際展、ヨコハマ・パラトリエンナーレが開幕!

障害者と多様な分野のプロがつくるメディア「パラトリテレビ」
 先陣を切ってスタートしたのは、障害者と多様な分野のプロがつくるメディア「パラトリテレビ」。横浜市役所の特設スタジオから、車椅子インフルエンサーの中嶋涼子やパペット話者の熊谷拓明らがフェスティバルの魅力を隔週で生配信する。8月29日までは市役所2階のプレゼンテーションスペースで、同プロジェクト6年間の歩みを写真や映像で展示した「ヨコハマ・パラトリエンナーレ ドキュメント展示」も同時開催されている。

 11月18〜24日のコア期間には、障害のある表現者と多分野のアーティストによる読む展覧会「そのうち届くラブレター」を開催。「障害」 とは何かを根底から問うテーマを設定し、アーティスト6人の作品に対し、8人と1組のクリエーターたちが写真や映像、書や詩などの方法で彼らの作品に応える。これらの作品を集めた一冊が1000部限定で横浜市役所新市庁舎で配布されるほか、特設WEBサイトでは、音声読み上げやテキスト解説で目や耳で楽しむことができる。