皇治がついに那須川天心戦にこぎつける「俺は負け戦をしに行くわけではない。すべてを奪いに行く」【9・27 RIZIN.24】
那須川天心(撮影・蔦野裕)
那須川「みんなが幻想を抱いている今が一番勝負論がある」
那須川は冒頭「11月にも試合が決まっていて2連戦になるが、しっかり勝って格の違いというかそういうものを見せて、格闘技の根本というか原点をしっかりとはっきりさせる試合にしようと思う」と話し、今回の決定については「皇治選手がRIZINと契約して1発目。みんながまだ幻想を抱いていると思うこの時期が一番勝負論があると思うので、受けました」とこちらも異存はなし。皇治については「ものすごく打たれ強いというイメージが皆さんあると思うので、そこを崩したいので1Rからばちばちに行ってやろうかなと思っている。格闘技界の中でなかなかいない存在というか。格闘技を盛り上げるためにいろいろやっているんだろうなということはどの試合を見ても感じる。熱いというかすごく気持ちがこもっているなということは思います」などと話した。
2人の対戦については世間の見方は圧倒的に「那須川勝利」なのだが皇治は「みんなに勘違いしてほしくないのは、俺は負け戦をしに行くわけではないし、殴られにいくわけではない。全身全霊でマジで天ちゃんからすべてを奪ったろと思ってる。試合するまではみんな“不可能だろう”とほざいとけという感じ。リングの上では根性で行きますよ」「みんな俺のことを倒すって言ってよう倒さんので、はよ倒してこの減らず口を黙らせてほしいんですけどね。逆に負かしますけどね」などと反発した。
会見の冒頭、RIZINの榊原信行CEOが今大会が当日20時からのゴールデンタイムに2時間枠で地上波のフジテレビ系で全国放送されることを発表。この試合については「生放送に乗る方向で最終調整する」とのことで那須川は「今、いいトレーニングはできているし、必殺技をいっぱい用意している。テレビでやるということでスペシャルな技を用意して試合に臨みたい」と新たな必殺技の解禁を予告した。