割れた器を一つ上のランクで生まれ変える「金継ぎ」の自宅用キット
愛する器に第二の人生を!金継ぎの魅力
「金継ぎ」とは、欠けたり、割れたりしてしまったけれども、修繕して大切に使い続けたい、思い入れがあって捨てられない……そんな器を蘇らせるための伝統的な技法。ひびや欠けなどの破損部分をうるしでつなぎ合わせ、その上から金の粉などをまいて飾ることでつなぎ目を美しく装飾するといったもの。室町時代に確立されたと言われており、茶の湯文化とともに茶器修復のために施されてきた。最近ではその見た目の華やかさから、茶器だけではなく日常使いの食器を修復したり、アクセサリーに応用してデザインを楽しむ人が増えている。