バンタム級王座決定トーナメント開催。トーナメントを制するのは実力か?執念か?それとも運なのか?【Krush.118】

吉岡ビギン(左)と池田幸司

優勝候補の吉岡と会社を辞めて不退転の決意で臨む池田が対戦


 吉岡はここまでプロキャリアは12戦9勝1敗2分で、前回の試合では佐々木の前の王者・晃貴に勝利するなど優勝候補の最右翼。「自分自身、ずっとこのベルト狙っていた。それが目の前にあるので、先輩後輩関係なく、自分が取れるように頑張る」と話した。対戦相手の池田については「身長やリーチがあって蹴りも多彩な強い選手」と評価したが、「自分はパワーやディフェンス力すべての点で勝っていると思う」とも語った。

 池田は昨年のK-1カレッジの-55kg優勝者。「プロ4戦目でこんなトップレベルの選手たちとベルトをかけて対戦できるということですごくありがたく思っている。キャリア一番浅いので、先輩たちを食ってやろうと思っている」と話した。また「新卒で入った会社を先月辞めた。K-1グループでの活躍にかけているので成果を出したい。その一番分かりやすい形がベルトを獲ること。何がなんでも獲りたい」と不退転の決意を口にした。