バンタム級王座決定トーナメント開催。トーナメントを制するのは実力か?執念か?それとも運なのか?【Krush.118】

多久田和馬(左)と黒田斗真

多久田と黒田はともに10代での戴冠に意欲


 多久田は2018年のK-1甲子園-55kg王者でアマ時代から将来を嘱望されていた選手。「前回KO負けして、タイトルまで時間がかかると思っていたが、8人の中に選ばれて光栄。一番若いので頑張りたい」と前回の試合で松本日向に敗れ、一度は遠のいたベルト獲得のチャンスに意欲を見せた。対戦相手の黒田については「自分とは逆でパンチがうまい選手。技術もある」と分析。そして自らのセールスポイントとして「スピードはどの選手にも負けてないと思うし、蹴り技は他の選手より多彩だと思う」と語った。

 黒田は前回の試合で急きょ決まった対戦にも関わらず、晃貴と延長にもつれ込む接戦を展開。今回の抜擢につなげた。「二十歳までにKrushのベルトを獲るという目標を必ず実現させたい」とこちらも10代での戴冠を狙う。多久田については「蹴りが多彩で、うまい印象」、自らのセールスポイントとしては「スピードもそうだが、一番負けないと思うのは当て勘」と話した。
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