増田貴久「踊っているだけでワクワクしちゃう」念願だった主演ミュージカルが開幕
増田貴久、マスクなしの本番は「裸の付き合い」?
新型コロナウイルス対策についても説明があったが、その影響は稽古にも大きな影響を与えたという。演出・振付のクリス・ベイリーは来日がかなわず、オンラインで会話をしたり、稽古の映像を送りそれに対して指導を受けとるという繰り返しだったという。
またスタッフ・キャストも作品作りのための最低限の会話はするが、プライベートな話をしたり、稽古のあとに食事をしたり飲みに行くということは「一切やらなかった」と増田。
稽古中はマスクを着用していたので息苦しかったというが、激しいダンスなどがあり「マスクをとっても同じだった」と笑うキャストも。
増田は「通し稽古なんかでマスクを取ると『ああ、そんな口してたんだね』みたいな。みんなの顔の下半身を知らなかったので。ちょっとおしりを見ちゃったみたいな衝撃はあります。だから今はステージ上では“裸の付き合い”……ちょっと違いましたか(笑)」
抗原検査、PCR検査を重ねながら準備を進めてきた。「本当に気をつけながら、みんなが自分を守って周りの人を守ってと意識高く。何かが足りないということはなく、たっぷり稽古はさせていただいた」と、初日公演に向けての準備は万端のようだった。