猿田洋祐が激闘の末、悲願の内藤のび太越え【Road to ONE】

1R終了間際、猿田のパウンドが内藤を襲う(©SUSUMU NAGAO)

3-0の判定で猿田


 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)でストロー級注目の一戦「猿田洋祐 (和術慧舟會HEARTS)vs内藤のび太 (パラエストラ松戸)」が行われ、猿田が3-0の判定で勝利を収めた。

 ともに修斗でプロデビューし、ストロー級王座を獲得。ONEでもストロー級王座を獲得と酷似したキャリアの2人なのだが、常に内藤が前を歩き、猿田はその背中を負ってきた。「ONEと契約したのも内藤選手がいたから」と話すなど、猿田にとっては念願の対戦だった。

 試合は1R、ともに戦前「打撃がポイント」といった通り、組みの前の細かい打撃の攻防が続く。ラウンド終盤、猿田の飛びヒザをキャッチした内藤はそのまま離さず、猿田に尻もちをつかせると足をたたみテイクダウンを狙うが、猿田はケージを背にしのいでコツコツと鉄槌を放っていく。猿田はラウンド終了間際にはフロントチョークから体勢を入れ替え、上からパウンドを落としていく。
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