青木真也が爆弾発言「5年ぶりにさいたまスーパーアリーナで試合がしてえんだよ」【Road to ONE】

試合は判定だったものの江藤に何もさせずに圧倒した(©SUSUMU NAGAO)

事実上のRIZINへの出場アピール


 そしてマイクを握ると「ふた開けてみりゃ、ここまでの貧乏くじを引かされるとは思わなかったよ。この混乱はどうやら自分自身の人生の反映のようだ。でもこれから混乱はどんどん起きていくだろう。でも今なら言える。人生は祭りだ。ともに生きよう。あとね、日本の格闘技を盛り上げると言うんだったら、俺がここで試合をしているのはおかしいのは分かるだろう。俺が試合をしたいのは、5年ぶりにさいたまスーパーアリーナで試合がしてえんだよ。この意味が分かるか? 青木真也が人生かけて、存在かけてこの思いを伝えているんだ。関係者! 偉そうな立場で格闘技盛り上げるって言うんだったら、このカード、実現してみろ! 分かってんだろ!」と言い放つやマイクを叩きつけてケージを出た。

 青木が5年前にさいたまスーパーアリーナのリングに立ったのは2015年12月29日に行われたRIZIN旗揚げ戦での桜庭和志戦。この時は桜庭に勝利後に五味隆典の名前を挙げている。

 この日はマイクアピール後にモニターには会場で試合を観戦していた秋山成勲が映し出されたのだが、果たして…。また、今年2月には朝倉未来が「68kgにまで落としてくれるならやります」と発言。これに青木は「下げてまでやる価値はない」と語ったが、半年経ってこの気持ちに揺るぎはないのか…。どちらにしても日本の格闘技団体で年内にさいたまスーパーアリーナ大会が予定されているのはRIZINだけ。事実上のRIZINへの出場アピールは今後どう転がっていくのか…。
「ROAD to ONE 3rd:TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)
◆メインイベント 総合格闘技/ライト級5分3R
青木真也(EVOLVE MMA)(判定3-0)江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)

◆セミメインイベント 総合格闘技/ストロー級5分3R
○猿田洋祐 (和術慧舟會HEARTS)(判定3-0)内藤のび太 (パラエストラ松戸)●

◆第4試合 総合格闘技/ウェルター級5分3R
○手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場)(1R1分14秒、KO)グンター・カルンダ(コンゴ/タップアウト・アカデミー)●

◆第3試合 総合格闘技/バンタム級5分3R
●今成正和(今成柔術)(判定0-3)根津優太(&MOSH)○

◆第2試合 ムエタイ/ストロー級3分3R
○朝陽・PK. センチャイムエタイジム(エイワスポ●ーツジム)(判定3-0)KING強介(team fightbull)

◆第1試合 キックボクシング/ストロー級3分3R
○有井渚海(OWS/及川道場)(2R2分22秒、TKO)黒田直也(広島キックボクシングジム)●
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