山崎秀晃が安保を1Rで粉砕KO。悲願の王座奪取に「神様が見てくれていた」【K-1大阪】
妻ルディアさんのお腹には第二子が。「お父さんはまだまだ頑張ります」(撮影・蔦野裕)
安保の試合前の挑発には「イライラはしてました」
安保については「ゲーオを倒して防衛もして、強い選手っていうのは分かっていた。選手としてリスペクトしている」と話したが、カード発表会見からの「戦ってきた相手が違う」などの挑発には「ポーカーフェイスをして“別に俺が選んだわけじゃないし”とか“おまえがそう思っていても、俺は俺やから”っていうのはありましたけど、正直イライラっていうのは相当ありました。いろんな動画サイトでもなめた口をきかれてたんで余裕かましてるなって思いましたけど。本当に“痛い目に遭わせてやろうかな”って、イライラはしてました」と本音も漏らした。
このタイミングでの王座戴冠については「あきらめずに頑張ってきたというか。神様がしっかり見てくれていたんじゃないかと思います。“もう一歩がんばれよ”っていうことだと思います……」などと受け止めた。
目指す王者像としては「どんな相手でも僕のゴールデンフィストでなぎ倒せるような最強のチャンピオン」と語った。またこの日、同じKRESTの卜部功也が1年2カ月ぶりの復帰戦で勝利を収め「65kgの王座を目指す」と宣言したのだが、これについては「あ、そうなんですか? 怖いですね。ずっと一緒にやってきましたけど、彼は天才だと思ってるんで。(対戦は)今のところは考えられないですけど、65kgでも通用するテクニックがあると思うし、選手として勉強するところも多いですし。いま初めて聞いたんでちょっと整理がつかないです」と話すにとどめた。敗れているゲーオとの対戦も口にするなど、今後、山崎を中心にスーパー・ライト級でさまざまな展開が見られることとなりそうだ。
スペシャルエキシビションマッチで 武尊と才賀紀左衛門が対戦した(撮影・蔦野裕)
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1秋の大阪決戦~」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)
◆プレリミナリーファイト第1試合 -53kg契約/3分3R
●山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定0-3=27-29、27-29、28-30)豊田優輝(B.W)○
◆プレリミナリーファイト第2試合 K-1ライト級/3分3R
●梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA)(3R1分33秒、KO)永井卓海(team ALL-WIN)○
◆プレリミナリーファイト第3試合 K-1フェザー級/3分3R
●山脇魁斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定0-3=29-30、29-30、28-29)立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)○
◆プレリミナリーファイト第4試合 K-1フェザー級/3分3R
○髙橋直輝(若獅子会館)(判定3-0=30-28、30-29、29-28)石田龍大(拳心會館)●
◆プレリミナリーファイト第5試合 K-1スーパー・バンタム級/3分3R
○黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定3-0=30-28、30-27、30-28)三井大揮(WIZARDキックボクシングジム)●
◆第1試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○近藤拳成(大成会館/キックボクシングジム3K)(3R1秒、TKO)泰斗(LEOPARD GYM)●
◆第2試合 スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○TETSU(月心会チーム侍)(判定3-0=30-28、30-29、30-28)西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●
◆第3試合 スーパーファイト K-1ライト級/3分3R・延長1R
○瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)SEIYA(MAD MAX GYM)●
◆第4試合 スーパーファイト K-1ライト級/3分3R・延長1R
○朝久泰央(朝久道場)(2R56秒、KO)弘輝(team ALL-WIN)●
◆第5試合 スーパーファイト K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
加藤久輝(ALIVE)(延長判定0-3=8-10、8-10、8-10 ※本戦判定1-0=30-29、29-29、29-29)杉本仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
◆第6試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●不可思(クロスポイント吉祥寺)(判定0-3=24-30、24-30、24-30)平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)○
◆第7試合 スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
和島大海(月心会チーム侍)()ラーシーシン・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
◆第8試合 スーパーファイト -63.5kg契約/3分3R・延長1R
○卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-0=28-26、28-28、27-27)篠原悠人(DURGA)●
◆第9試合 スーパーファイト K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R
●MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=28-30、29-30、28-30)高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)○
◆第10試合 スーパーファイト -58kg契約/3分3R・延長1R・延長1R
●江川優生(POWER OF DREAM)(判定0-2=29-30、30-30、28-30)椿原龍矢(月心会チーム侍)○
◆第11試合 「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」3分3R・延長1R
●安保瑠輝也(team ALL-WIN)(1R1分19秒、KO)山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○
◆プレリミナリーファイト第1試合 -53kg契約/3分3R
●山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定0-3=27-29、27-29、28-30)豊田優輝(B.W)○
◆プレリミナリーファイト第2試合 K-1ライト級/3分3R
●梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA)(3R1分33秒、KO)永井卓海(team ALL-WIN)○
◆プレリミナリーファイト第3試合 K-1フェザー級/3分3R
●山脇魁斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定0-3=29-30、29-30、28-29)立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)○
◆プレリミナリーファイト第4試合 K-1フェザー級/3分3R
○髙橋直輝(若獅子会館)(判定3-0=30-28、30-29、29-28)石田龍大(拳心會館)●
◆プレリミナリーファイト第5試合 K-1スーパー・バンタム級/3分3R
○黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定3-0=30-28、30-27、30-28)三井大揮(WIZARDキックボクシングジム)●
◆第1試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○近藤拳成(大成会館/キックボクシングジム3K)(3R1秒、TKO)泰斗(LEOPARD GYM)●
◆第2試合 スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○TETSU(月心会チーム侍)(判定3-0=30-28、30-29、30-28)西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●
◆第3試合 スーパーファイト K-1ライト級/3分3R・延長1R
○瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)SEIYA(MAD MAX GYM)●
◆第4試合 スーパーファイト K-1ライト級/3分3R・延長1R
○朝久泰央(朝久道場)(2R56秒、KO)弘輝(team ALL-WIN)●
◆第5試合 スーパーファイト K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
加藤久輝(ALIVE)(延長判定0-3=8-10、8-10、8-10 ※本戦判定1-0=30-29、29-29、29-29)杉本仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
◆第6試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●不可思(クロスポイント吉祥寺)(判定0-3=24-30、24-30、24-30)平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)○
◆第7試合 スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
和島大海(月心会チーム侍)()ラーシーシン・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
◆第8試合 スーパーファイト -63.5kg契約/3分3R・延長1R
○卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-0=28-26、28-28、27-27)篠原悠人(DURGA)●
◆第9試合 スーパーファイト K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R
●MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=28-30、29-30、28-30)高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)○
◆第10試合 スーパーファイト -58kg契約/3分3R・延長1R・延長1R
●江川優生(POWER OF DREAM)(判定0-2=29-30、30-30、28-30)椿原龍矢(月心会チーム侍)○
◆第11試合 「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」3分3R・延長1R
●安保瑠輝也(team ALL-WIN)(1R1分19秒、KO)山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○