「覚悟があった」平山迅が不可思から3つのダウンを奪って判定勝ち【K-1大阪】

この日の3つのダウンはすべて左のパンチだった(撮影・蔦野裕)

不可思もローで一時は盛り返すも


 2度のダウンを喫した不可思だが大きなダメージは残らず、3Rも徹底的に右ローで攻め込んでいく。

 しかし今度は平山がそのローに左のアッパー気味のフックを合わせてこの日3度目のダウンを奪い、試合を決定づけた。その後も右ローを放ち続けた不可思だったが、平山を倒すことはできず、試合はジャッジ3者とも30-24の大差の判定で平山が制した。

 平山は「練習でやってきたことを一つ一つこなしたということだと思う。試合は何が起こるか分からない。その中で練習でやってきたこと、試合でやらなければいけないことをやったことがこの結果を呼んだのだと思う」と試合を振り返った。