網膜剥離乗り越えた玖村修平が1年ぶりの復帰戦でKO勝ち【Krush.117】

コーナーに秀樹を詰め、パンチを放つ玖村(撮影・蔦野裕)

2Rに2つのダウン奪う


 1Rからリーチで勝る玖村が距離を制し、右ハイ、右ミドルで主導権を握る。秀樹は玖村の蹴りに左のパンチを合わせるが単発。玖村は右ストレートもまじえ、手数で圧倒していく。秀樹のセコンドから「見すぎ」の声がかかるが、秀樹はなかなか中に入ることはできない。ラウンド終了間際に秀樹のローがローブローとなるアクシデントはあったが、1Rは玖村が圧倒した。

 2Rも玖村の右ミドル、右ハイに中に入れない秀樹。残り30秒で玖村が飛びヒザから右ストレートでダウンを奪う。立ち上がった秀樹をコーナーに詰めると玖村はパンチの連打。ガードを固めしのぐ秀樹だったが、ぐらついたところでレフェリーがスタンディングダウンを取る。