網膜剥離乗り越えた玖村修平が1年ぶりの復帰戦でKO勝ち【Krush.117】
岡嶋(右)がプロ初のKO勝ち(撮影・蔦野裕)
岡嶋がBigbang王者・林にKO勝ち
1回戦第1試合は林京平(湘南格闘クラブ)と岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦した。
キャリア28戦で、現Bigbang王者と実績で大きく勝る林に対し、岡嶋は今回がプロ5戦目。ここまで4戦4勝と着実に白星を重ね、デビュー1年も経たないうちに大きなチャンスをつかんだ。
試合は林が強烈な右ローに左ミドル、パンチのコンビネーションで岡嶋に攻め込んでいくが、岡嶋はパンチをもらってもひるまずプレッシャーをかけて前へ出る。
1Rこそ林の試合運びのうまさが目立ったが、2Rになると岡嶋は飛びヒザで一気に距離を詰めてからのパンチの連打などで反撃。ラウンド終了間際にもプレッシャーをかけて距離を詰めると、前蹴りで突き放そうとした林を右フックで打ち抜いて最初のダウンを奪う。
3Rは後のない林がローで前に出るが、岡嶋も下がらない。岡嶋の右ストレートに林が左右のフックで反撃。これは岡嶋の顔面をとらえるも、岡嶋はしのぐと右ストレートでこのラウンド最初のダウンを奪う。なんとか立ち上がった林だったが、またも岡嶋が右ストレートを打ち抜き2度目のダウンを奪い、プロ初のKO勝ちを収めた。