初出場の大原樹里が矢地と壮絶な削り合いの末、判定勝ち【RIZIN.24】

3R最後の攻防では大原が上を取り切りパウンドを落とす

再起を期した矢地、無念の判定負け


 大原は右ミドルを連発すると、矢地は回って距離を取る。そして残り30秒で、矢地がフェイントから鮮やかなタックルでテイクダウンに成功。マウントを取って、逃げようとする大原のバックを取りかけるが、大原は矢地を落とすと逆に上のポジションを取ってパウンドの連打を落とし続けたところで試合終了のゴングが鳴った。

 難しい判定となったが、ジャッジ2人が大原を支持。大原がRIZIN初登場で強烈なインパクトを残した。

 大原は試合後のマイクで「1個だけ言うこと決めてきました。俺を“勝つ”って言ってくれたみんな、これでいいやろ! またすぐ試合すると思うんで、応援よろしくお願いします」と矢地の勝利を予想する声が多い中、自らを応援してくれていたファンに感謝の言葉を述べた。