初の全試合オンライン配信!ブラサカ全国大会が明日開幕

コロナ禍でのスポーツ大会開催について「大事なのは歩みを止めないこと。何らかの形で進めていくことが大事」と北澤
 オンラインで行われた開会式で、アクサ生命保険の安渕聖司代表は「全国大会を目指して選手の皆さんが切磋琢磨することによって、競技としての魅力が高まり、日本代表の強化にもつながると思う。新しい日常の中、ブラインドサッカーの全国大会を創意工夫して開催する行動力はほかの障害者スポーツの手本になるのではないか」と大会開催に期待を寄せた。

 また、日本障がい者サッカー連盟の北澤豪会長は「こういった状況の中、勇気を持って参加してくれた選手の皆さんありがとうございます。試合をやっていくだけでなく、何か新しいものを日本に作り出していこうというカップ戦になればと思う。選手の皆さんには日本中を驚かせるようなプレーを見せていただければ」とエールを送った。

 選手宣誓では、選手の加藤健人(埼玉T.Wings)がブラインドサッカーへの思いを語る場面も。「今年に入り新型コロナウイルス感染症でブラインドサッカーができない時期があったが、改めて仲間とボールを蹴る楽しさや試合ができる喜びを感じることができた」と加藤。「今大会はブラインドサッカーを全力で楽しみ、大会運営に関わってくれる方々に感謝の気持ちを忘れず、オンラインで見ている方々にブラインドサッカーの魅力が伝わるよう正々堂々とプレーすることを誓います」と活躍を誓った。

 「アクサ×KPMG 2020カップ」は4日、大阪で開幕。10月から11月にかけて大阪、広島、埼玉、茨城、東京で予選ラウンドが行われ、勝ち上がった8チームが来年開催の準決勝ラウンドに出場。各会場の上位2チームが決勝ラウンドに進み、国内の日本一を決定する。ブラインドサッカーの熱い冬が始まった。
全国から15チームが出場し、5ヶ月に渡る熱戦を繰り広げる(提供:日本ブラインドサッカー協会)
〜ブラインドサッカーを未来へつなごう〜 アクサ×KPMG ブラインドサッカー2020カップ
【試合日程・会場】
<1stラウンド>
・10月 4日(日)J-GREEN 堺(大阪府堺市)
・10月17日(土)フットサルドームPIVOX広島(広島県広島市)
・10月18日(日)本庄市若泉運動公園多目的グラウンド(埼玉県本庄市)
・10月25日(日)常総運動公園(茨城県守谷市)
・11月14日(土)天王洲公園野球場C面(東京都品川区)
<準決勝ラウンド>
・2021年1〜2月に2会場で開催予定
<決勝ラウンド>
・2021年1〜2月に1会場で開催予定

【大会特設HP】https://2020cup.b-soccer.jp
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