岩田剛典演の急接近シーンに多部未華子ら女性キャストが「あれは岩田さんの風貌だから…」



 突然、両親と死別しタワーマンションの高層階の部屋に愛猫と暮らすことになる主人公・直実を演じた多部は、自身の役どころについて「ひと言では説明できない性格の持ち主。何を考えているか分からないことも多く、難しいながらも現場でつかんでいった」と振り返った。さらに多部は、直実の前に現れるスター俳優・時戸役の岩田についても「時戸は登場人物のなかで一番、非現実的なキャラクターで、演じるのが難しかったのでは」と時戸役の岩田を案じると、岩田も「脚本を読んだときから変な人だと思っていました(笑)。かなり自分のワールドを持っているスター俳優だが、自分もこの世界にいて共感できる部分は見つけられた」と振り返りつつ「あまり共通する部分があると言いたくない役。本当にひどい奴だなと思っていた」と明かし、笑いを誘った。

 さらに岩田は「青山監督が花を持ってきて、この中で食べられそうな花はある?と聞いてきたんです。花をちぎって食べるというシーンがあると台本のト書きに書いてあったが、本当にやるとは」と独特なキャラに苦笑。

 気まぐれで身勝手ながら直実を魅了していく時戸。エレベーターでの出会いのシーンについて多部、岸井ゆきの、美村里江の女性陣3人は、もし自分が同じようなアプローチをされたら恋に落ちるか、警戒するかという話題でひと盛り上がり。