女子高生ファイターのNOZOMIとケイトがそろってデビュー勝ち【Krush-EX】

デビュー戦でKO勝ちを収めた赤田功輝(撮影・蔦野裕)

大関はデビューから2連敗


 立ち上がった赤田に大関がラッシュをかけるが、赤田はカウンターの左フックを決め、ダウンを取り返す。これで形勢は一気に逆転。打ち合いの中で赤田が左フックを連打するとまともに食らった大関が2度目のダウン。立ち上がった大関だったが、ダメージが大きくレフェリーが試合を止めた。大関はこれでデビューから2連敗となってしまった。

 劇的な逆転KO勝ちでデビューを飾った赤田は試合後のマイクで「倒そうと思っていたんですが、まさか本当に1R決着になるとは思ってなくて、何を言っていいか分かりません。プロデビューが怖くて毎日寝れないほどだったんですが、なんとか勝つことができました。自分はアマチュアでも数えるほどしか試合をしていなくて、いきなりプロデビューすることになって、本当に怖かったんですけれど、12月の両国国技館空いてますか? 僕なら面白い試合ができると思います。みなさんどうですか? 決定で! ありがとうございました」とまさかのK-1出場をアピールした。
メインの倉田永輝vs橋本裕也はドローに終わった(撮影・蔦野裕)
「Krush-EX 2020 vol.2」(10月24日、東京・GENスポーツパレス)
◆第1試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R
○梅村直希(湘南格闘クラブ)(1R2分43秒、KO)水上陽生(ポゴナ・クラブジム)●

◆第2試合 女子-50kg契約/2分3R
○ケイト・ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪)(判定3-0=30-28、30-28、30-29)JASMINE(ポゴナ・クラブジム)●

◆第3試合 Krush女子アトム級/2分3R
●AIKO(FREEDOM@OZ)(判定0-3=26-30、26-30、27-30)NOZOMI(TAD)○

◆第4試合 Krushフェザー級/3分3R
○八木正樹(WSRフェアテックス三ノ輪)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)髙口賢史郎(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第5試合 -56kg契約/3分3R
●篠原広耀(優弥道場)(判定0-3=28-30、28-30、29-30)愛瑠斗(健成會)○

◆セミファイナル(第6試合)Krushライト級/3分3R
●大関敬真(BOXING-WORKS水龍會)(1R2分59秒、KO)赤田功輝(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)○

◆メインイベント(第7試合)Krushバンタム級/3分3R
△倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-0=30-30、30-30、30-30)橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)△

◆Krushスーパー・ライト級/3分3R
●大泉 翔(team SHOW TIME)(脱水症状で計量不参加・不戦敗)稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)
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