11・3「KO-D無差別級王座戦」の調印式で佐々木大輔が遠藤哲哉をKO【DDT】

遠藤が馬乗りになり佐々木の上着を引き裂くも…
最後は佐々木がクロス・フェースロック

佐々木のクロス・フェースロックに遠藤がダウン


 その後の記念撮影が終わると、佐々木は遠藤が右肩にかけていたベルトめがけて突き飛ばす。佐々木が背を向けると、遠藤が背後から急襲。馬乗りになり佐々木の上着を引き裂いた。またも今林APが制止したが、佐々木は急所打ち、イス攻撃4連発からクロス・フェースロックで絞め上げる。1度はセコンドが止めたが、それでも佐々木は再びクロス・フェースロックで痛めつけ、遠藤はしばしダウン。

 控室に引き揚げた佐々木は「俺はいつでもいいんだよ。あの野郎、逃げてばっかりで。腰抜けが。俺を背後からしか襲えないんだろ? あの野郎なめやがって! どうしてくれんだ! 俺の一張羅! これから就職活動するのにどうしてくれんだよ。アイツに言っておけ! 油断すんじゃねえぞ!」と怒りが収まらない様子だった。

 一方、遠藤は「冷静になれ! 今日、向こうが“今やってやるよ”って言うから、ちょっと挑発に乗ってやろうかなと思っただけ。やっぱり周りに人がいる状況じゃダメだね。今日は完全に俺の判断ミスというか、冷静さを欠いた俺の負けだよ。でも俺の中で腹は決まっているから。これは佐々木大輔が塗ったメッキじゃない。俺が自分の力で田中将斗選手から獲った遠藤哲哉の証だから。11・3、俺は負けるわけにはいかない」とコメント。

 さらに、遠藤は「油断なんかしてないよ。あんだけ毎試合毎試合、襲撃されてたら。毎日毎日ノイローゼ。そのうち家にも来るんじゃないかって。戸締りだけは怠らないように、気を付けてる。そのくらい、俺のメンタルをむしばんでる。正直、逆にそれがあるからこそ、俺のスイッチが入るというところもあるから。11・3大田区、“見てろよ!”ということだけは言いたいです。もう大田区で俺はすべてを爆発させます。そして新しい『ダムネーション』、新しい遠藤哲哉を見せる!」と意気込んだ。
DDTプロレスリング「Road to Ultimate Party 2020」(10月25日、東京・後楽園ホール)
◆アンダーマッチ 15分一本勝負
○大和ヒロシ(5分59秒、ルッテンクラッチ)岡谷英樹●

◆オープニングマッチ お戯れシリーズ第二幕 30分一本勝負
○男色ディーノ(2分54秒、漢固め)中村圭吾●
※生ゴッチ式男色ドライバー

◆第二試合 30分一本勝負
HARASHIMA&○大鷲透&納谷幸男(10分4秒、ラ・マヒストラル)クリス・ブルックス&勝俣瞬馬&アントーニオ本多 ●

◆第三試合 30分一本勝負
○青木真也(5分6秒、ヒールホールド)マッド・ポーリー●

◆第四試合 準烈vsALL OUT! 30分一本勝負
秋山準&●大石真翔(9分28秒、ダブルレッグ・スープレックス・ホールド)竹下幸之介○&彰人

◆第五試合 Road to Ultimate Party 2020!スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○CIMA(12分19秒、片エビ固め)高尾蒼馬●
※メテオラ

◆セミファイナル KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉樋口和貞&○坂口征夫&赤井沙希(17分27秒、TKO勝ち)上野勇希●&吉村直巳&平田一喜〈挑戦者組〉
※胴絞めスリーパーホールド→レフェリーストップ。第41代王者組が3度目の防衛に成功。

◆メインイベント KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉上野勇希&●吉村直巳(19分33秒、体固め)樋口和貞○&坂口征夫〈挑戦者組〉
※轟天。ノーチラスが8度目の防衛に失敗、樋口組が第68代王者組となる。
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